焦りやすい性格

焦ってしまうとすべて空回りして、うまくいきにくいものです。

 

例えば人に説明してて、うまくいかない時の対処は、

 

相手の出方をしっかり把握し、しっかり聞くことですね。

 

さらにすごく良い方法として、
紙に書くと目線を気にすることなく相手の話を聞くことができます。目線を合わせっぱなしではより焦ってしまいますので、紙に書き、紙を見ると落ち着きます。

 

紙に書くと焦りにくい

 

話し終わったら、書いた紙から要点を自分なりにピックアップし、相手に『こうですね』と反復します。

 

焦ってしまうと頭が熱くなりうまくしゃべれないですし、考えもまとまりません。その結果ちんぷんかんぷんの返答をしてしまいがち。なのでこういった方法はおすすめです。

 

紙に書くなんて小学生じゃあるまいし?!

 

なんて文句が飛びそうですが、

 

書くことで多少焦っていても文字が具現化されるため間違いも起こしませんし、整理されてきっとこの走り書きのメモが重宝するはずです。だまされたと思ってやってみるべしです!

 

偉大な発明王トーマスエジソンは

メモこそ命の恩人

こういった言葉を残してくれています。エジソンの言葉です。

 

深呼吸の大事

 

当然一呼吸置くのはみなさん御存じですが、その時に暗示で、

 

『自分は落ち着いているな』と落ち着いている自分の姿を

 

『そうなっている』と決めつけてみてください。

 

落ち着くかな?や、大丈夫?では弱すぎます。焦っているなら、『自分は全くこんな事態には焦りはしないよ』と反復して心の中で繰り返してください。自分を良い洗脳をしてあげることで安心感、自信が湧いてきます。

 

焦ると緊張感も高まります。緊張すると変な力も加わり、悪循環。負のスパイラルとなります。深呼吸して

 

「俺は落ち着いているなぁ。どんな大舞台でも心地よい緊張感を楽しんでいるすごい人間よ」

 

とほんと大げさくらいに自分がすごい人間だくらいの妄想をしましょう。

 

ため息も自然現象なんですね。

 

ため息は、緊張状態が続いて浅い呼吸になったときに、たまった息を吐き出して、緊張状態を緩和しようとする無意識的な体の動きです。ため息をついたときに大きく息を吸い、もう一度大きく吐くというように、そのまま深呼吸を繰り返すとリラックスすることができますよ

引用→パナソニックのコラム

 

焦って来たという認識があるならまだ冷静です。深呼吸と自分を鼓舞する暗示を忘れずに。

 

あと、100点を目指す必要はないのです。完璧に何かをしようと思うと緊張感が増して、さらに悪循環となります。完璧を目指すならそれこそ絶対大丈夫というレベルまで準備をして、そのことに臨みましょう。反復練習で自信がつけば焦る必要もなく物事に取り掛かれます。

後ろに人がいると焦る

焦ってしまう性格

レジで並んだ時や、階段を下りているときに後ろに人がいて焦るなんてことありませんか?

 

ちょっと話は脱線しますが、筆者の地元長野県松本市では松本走りという、『交差点で右折するときに信号待ちで青に変わる前から直進者を遮って右折してしまう』というルール違反な走り方があるのです。

 

なぜこんな危なくてルール破りな走りをするのかを見るときに、ある心理があるのです。

 

松本市は城下町で道が狭く、右折レーンが無い道が多く、ルールを守って右折していたら大渋滞してしまうという土地柄なのです。

 

なので後ろの人にひんしゅくをかって迷惑かけちゃいけない・・・

 

と言った少々歪んだ親切心があるのです。

 

これは少々大げさな例ですが、

 

レジで後ろに人がいるときに焦ってしまう程度でしたら、まずスムーズにレジが終わるように前もってカードや現金を用意しておくなどのこちらができる最善を尽くしていればいいです。レジの人が遅かろうがそれはこちらのせいじゃないです。
できることはやってそれでもレジが遅いなら、それこそ深呼吸でもして、考えないようにしましょう。

 

考えても、焦ってもしょうがないのです。

 

焦る性格なので焦るなっていうのも無理な話ですが、考えないようにしましょう。お互い様なので、多少待たせることは社会として当たり前なのですから。

 

もし自分自身で焦ってきたら、心の中で「焦るな!」と自分自身に言い聞かせて、さらに

 

夏目漱石のお言葉を思い出すようにするといいですよ。

 

焦ってはいけません。ただ、牛のように図々しく進んで行くのが大事です

すぐどもってしまう場合

頭の回転が鋭い人は
切り返しが早いため、確実に理論詰めで言葉を返答します。しかもどもりもない『頭に来るほどの理論武装した返答』を・・・

 

理論が頭に入っていると、このように自然と返答できるようになります。

 

なのでまず必要な知識は頭にインプットしておいたほうが確実に良いと思いますよ。このような努力はきっと報われます。

 

性格にもよる

 

どんなに理論武装しても性格の問題でどもってしまうことがあります。

 

  • とにかく焦る性格
  • 自信がなくオドオドしている

 

このような人はどもる事があります。そもそも普段どもってしまいやすいと言えましょう。

 

自信がなくてオドオドしている人は裏を返せば『神経が細かくて、繊細』な人が多く、決して悪いことではありません。しかし、どもりの原因の一つではあるため、少しは改善させるとよいでしょう。

 

子供のどもり

 

我が子もどもりますが、決して叱ったりしません。少々発達障害があり、医療センターに通っていましたが、小学校入学時には問題なく普通学級に行けると判断されて楽しく学校へ行っていますが、はやりどもりはあります。

 

我が子の性格ですが、上の項目に当てはまっています。

 

  • すごくせっかち
  • 気持ちが優しい

 

医療センターの先生から指導をたくさんいただいてここまで来ておりますが、決して頭ごなしに怒鳴ったりするのは控えるように指導されています。

 

どもりの指摘にたいしては、
『まあ落ち着こう。そんなに焦って伝えなくても大丈夫。ゆっくり話すとうまく伝わるよ』

 

このように順序立てて、納得させるように指導するとよいと言われました。しかも根気強く、できるまで何度でも伝えるようにします。怒るのではなく、『伝える』このスタンスをもって子供と接しております。

 

急激な改善はありませんが、だんだん成長とともにしっかり話せるようになります。焦りは禁物です。

 

大人でどもってしまう場合

 

私自身も元々どもり気味でしたし、会社にたくさんどもる人がいます。会社のどもる人の特徴はすべて、

 

社長のパワハラを受けており、怒られないように焦っている状況でひどいどもりを起こしています。

 

パワハラで追い詰められ、その結果相手と話そうとしても『恐怖心』、『早く伝えないと』との思いが強く出てどもってしまっているようです。

 

おそらくそのような恐怖心があるとどもりが悪化すると思われます。

 

その証拠として、仲の良い人と話すときどもりますか?どもりにくいと思いませんか?

 

苦手な相手と話すとどもる

 

嫌いで苦手な相手でも話さないとなりませんよね、学校でも会社でも。

 

そんな相手と話すときは『視線の置き方で緊張してしまう』でしょうし、緊張がどんどん増して益々どもります・・・

 

苦手な相手と話すときのどもらない方法は

 

苦手じゃないと暗示するのが良いのですが、簡単に暗示なんてかけられません。きっと嫌いな人の特徴としては、その人はせっかちですぐ『違う違う』みたいな反応をする人じゃないですか?

 

そんな態度されると『カチン』ときますし、そうなりたくないから相槌や質問がどもってしまうのではないでしょうか。

 

私が行っている対策は、
『何かあったら攻撃してやる』この闘争心をもっております。

 

すごく気が弱くて、もともとすごいいじめられっ子でした。そんな男ですが、社会は法律で守られていますので、暴力を振るわれることはありません。もし暴力されたら労働基準局に訴えればよい。パワハラされたらスマホで録音して提出しちゃえばいい。

 

こう考えれば怖いものなんかありません。

 

最近は苦手な相手だろうが、わけのわからないことで文句を言われたらこちらも応戦します。

 

その気持ちがあると自然とどもりが消えていることに気が付くはずです。

 

あくまでも私の個人的な対策です。しかもすごく弱者の私が行っている方法ですので、試してみてもいいでしょう。ただ、応戦は決して暴力的な言葉はだめです。理論的に行いましょう。例えば、どうでもいいことで詰め寄ってきたとしましょう。
そんなのに付き合っている必要はありません。付き合うとどもりを出してしまいます。

 

『それ重要な問題ですか?どのくらい大事な問題か教えてくれたらこちらも真剣に答えますが・・・そんなでもないなら仕事が忙しいんで失礼』とその場を立ち去ればいいでしょう。

 

※個人判断でお願いします。

 

ちまたに言われているどもり対策

 

これは基本ですが、

 

話すときはしっかり深呼吸をし、『落ち着いている』と言い聞かせることです。

 

また、焦ってしゃべっても相手に伝わらないからゆっくりしゃべろうと意識してみましょう。

 

もし話しているときに追及が入り、どもりそうな時は、あなたに非があるなら

 

『しっかり非を認め謝罪したうえで、詳しいことはそこまで覚えていませんし、あいまいな返答は余計混乱させるためわかりません』

 

と言って話を終わらせたほうがよいでしょう。

まとめ

こちらは焦ってしまうシチュエーションでも、ある人は全く焦らないっていうことがあります。私事で恐縮ですが、こちらが運転中ちょっと道に迷ってノロノロしちゃったときに、後ろの車がしびれを切らせていました。

 

あーやばいな、どーしよう。と焦ってしまうのですが、助手席の妻は全く動じず。レジ待ちしかり。

 

これは性格の問題であり、今までの人生で積みあがって経験が一つのトラウマとなりますので、直りません。

 

あまり深刻なら心療内科などでトラウマを解消する療法もありますので相談してみてもいいでしょう。ただ、多少の焦りは誰でも持っています。その振れ幅が違うだけです。

 

深刻に悩みすぎず、リラックスして、焦るシチュエーションを事前に避ける行動も考えてみてはいかがでしょう。

 

  • レジで焦るならあまり混雑しない時間帯に買い物をしよう。
  • 渋滞しないルートを事前に模索しておく
  • 会議での質疑応答で焦るなら、事前に回答をしっかり把握しておく
  • 偉人の格言を覚えて自分自身に言い聞かせて勇気をもらおう
  • 焦るとどもりがちになる場合は意識して落ち着かせよう