空腹の方が頭が冴える

結論から申し上げますと、空腹の方が頭が冴えます。

 

焼肉食べ放題で目いっぱい焼肉、ご飯を食べた後、頭冴えますか?ほとんどの人が、横になりたい!となるはずです。頭が冴えるわけないですよね。単純な理屈です。

頭、いわゆる脳がベストな状態とは

脳のパフォーマンス

頭が冴える、頭の回転が早いということを、パソコンの処理能力で見てみましょう。

 

その状態は、パソコンのCPUの処理速度が速いということです。

 

反対に頭の回転が遅いのはパソコンで例えると、CPUの処理速度が遅いということですね。当たり前と怒られそうですが。

 

ではパソコンでCPUがとっても優秀なのに、HDDが余裕がなくて、メモリもギリギリでOSが動く程度だとどうなるでしょうか?
※今時HDDのパソコンも少なくなりましたが、例えとしてご了承ください

 

ちょっとした他の作業にてフリーズしちゃいます。その理由ですが、CPUは高速でもメモリが極端に少ないと、その分を補うためにHDDにアクセスするのですが、そのHDDもギリギリいっぱいですと、
情報の伝達が止まってしまうのです。

 

それと一緒で、どんなにあなたの頭が、すばらしい回転の持ち主だったとしても、周りの条件で本来のパフォーマンスが発揮できないということは当たり前にあるのです。

 

では実際に当てはめるとどうなるのか・・・

 

頭の回転が早い人のパフォーマンスを最大限にするには・・・・

 

簡単です。

 

多少空腹状態でいることです。

 

満腹は体のエネルギーが胃腸に集中するため、脳に栄養や血流が満足に回りません。そうなると眠くなったり、頭の回転も遅くなったりします。

 

その反対の空腹時はどうなるのかというと、これも脳の栄養分であるブドウ糖不足となり、満足に頭が回転してくれません。
しかしです、動物には空腹でも食べられない状況になると、脂肪分を勝手にブドウ糖に変えて脳のエネルギーとして使ってくれます。なので、

 

多少の空腹感がある位が一番脳のパフォーマンスが高いと言えます。

 

なので、ココ一番の時は、ある程度空腹状態になるのを逆算してご飯を食べるといいでしょう。

 

具体的には、試験がある日の試験前3時間は食べ物を食べないようにする。朝9時から試験だったら朝ごはんを抜くくらいでもいいでしょう。とはいってもお腹が空きすぎるとそれはそれで集中できないので、
生野菜や、果物をたっぷり食べて、それだけで試験に望むのです。果物や生野菜ですと消化器官に負担がほぼかからないため、眠くなりにくいですし、頭のパフォーマンスも絶好調ですよ。

 

あの東進ハイスクールのコラムにも空腹をおススメしています→東進ハイスクールのコラム

 

空腹時の注意事項

 

空腹になると、『腹減った』となりますが、その時安易に食べ物を食べれる場所にいる場合、注意が必要です。例えば家。

 

お菓子だったり食べ物だったりを貪ってしまい、その結果満腹中枢を刺激、お腹いっぱいになるまで食べちゃいます。

 

そうなると眠くなって・・・

 

受験勉強の追い込みしたいのに、そんなので良いのでしょうか。

 

会社にいる場合はバリバリ食べながら仕事なんで普通出来ないので問題ないのですが、受験生が家で勉強するという場面だと、空腹でせっかく頭のパフォーマンスが良いのに、食べたい衝動に負けてしまったのではもったいないです。

 

家にいるときはしっかりルールを決めて、集中したいときは満腹にならないように注意しましょう。

 

コーヒーはどう?

 

家で勉強なら、適度にコーヒーでカフェインを入れて眠気と戦いましょう。試験などで外出する場合はあまりコーヒーはおススメしませんが、小さいカップでホットコーヒーなら良いでしょう。
利尿作用がありますからね。外出先では摂り過ぎないように。


頭の回転を早める食べ物・飲み物

空腹ってある程度必要なのは理にかなっているのですが、では逆に摂るべき食べ物についてまとめました。

 

頭の回転を早めたいなら、脳に良い栄養素を意識的に取り入れることが大切です。
ここでは、思考をクリアにしてくれる食べ物と飲み物をまとめました。

 

ブルーベリー

「脳にいい果物」として有名なブルーベリー。
抗酸化作用があり、脳の老化を防ぎながら記憶力や認知機能をサポートしてくれます。

 

ナッツ類(クルミ、アーモンドなど)

ナッツにはオメガ3脂肪酸やビタミンEが豊富に含まれています。
これらは脳の神経細胞を守り、情報伝達をスムーズにしてくれます。

 

サーモン・イワシなどの青魚

青魚に多く含まれるDHAは、脳の構成成分そのものです。
定期的に魚を食べることで、思考力や記憶力の低下を防ぐ効果が期待できます→青魚博士
DHAで頭が良くなるのか

 

ダークチョコレート

カカオ70%以上のダークチョコレートは、血流を促進して脳への酸素供給をサポートします。
適量を摂ることで集中力アップにもつながります。

 

コーヒー・緑茶

先に記載しましたが、カフェインは一時的に脳を活性化させ、集中力や反応速度を高めます。
ただし、摂りすぎには注意しましょう。利尿作用もさることながら、緑茶はカフェインに加えてリラックス効果のあるテアニンも含んでいます。
緑茶はまったりほっこりしちゃいますからね・・・

 

食事や飲み物は「体にいい」だけでなく「脳にもいい」ものを選びましょう!
毎日の食生活の中に、少しずつ取り入れるのがコツです。